一般的な接客マニュアルはあっても、
お客様は十人十色。
同じ事をしても喜ぶ方もいれば、
嫌だなと思う方もいる。。
ある方は、
あまり何度も連絡は欲しくなくて
そっとしておいて欲しい。
ある方は、特別な存在で扱って欲しいから
こまめに連絡が欲しい。。
言葉や対応の仕方は、
ひとつじゃない。。
接客マニュアルだけでは
フォローしきれないことがたくさんある。
だからお客様お一人お一人に
どんな言葉や対応を選択したらいいのか、
常に考えなきゃいけない。
お一人お一人をよく
観察しておかなきゃいけない。。
それでも、その日の気分や
どんな出来事が起こるかによっても
対応は変化させないといけないこともある。
接客は奥が深い。。
難しいけれどやりがいもある。
でも、時々接客を勘違いしていないか、
振り返ってみたほうがいい。
お客様を喜ばせたいために、
過剰なサービスをしていないか。。
サービスを要求するお客様だけに、
他の人と違うサービスをしていないか。。
勿論その差別化に意味があるなら
いいかもしれないが、
店側がそのお客様に
NOと言えるか言えないか。。
そんな違いだけでサービスをしていたら
そのサービスはどんどん
グレードアップしていき、
お客様にとっては過剰なサービスが
当たり前となり、
遂には収集がつかなくなる。。
全てお客様の言う通りにする。
一人のお客様のやりたいように
なってしまったら、
お店の中のバランスは
どんどんおかしくなってしまう。
決してお客様の責任じゃない。
お店の中のルールはお伝えしつつ、
無理なことは無理と
はっきりお伝えせずに、
曖昧にしてきたお店側の問題と思う。
本当にお一人お一人のお客様を
大切にしたかったら、
お客様と長くお付き合いをするために
長くお店が存在し続けらるよう、
利益を出していく努力が必要だし、
沢山のお客様それぞれが
気持ちよく過ごすためには、
お店のルールも必要で、
それをきちんと伝えられる店に
ならないといけない。。
接客はほんとに奥が深い。。
でもだからこそやりがいがある。
ずっと永続できるお店になって、
たくさんのお客様に喜んでもらえるように
これからも努力していきたい。。